February 22, 2006

なっちゃん

日本語と格闘中&独自の路線へ迷走中のJ氏。

昼休み電話をかけてきた。第一声が

J「앞으로 「なっちゃん」라고 불러도 돼?(これから「なっちゃん」と呼んでいい?)」

・・・・・・・・???

まあ、悪くはないけど、「なっちゃん」と呼ばれたことは今までの人生で一度もないと答えると、「しゅん・・・・ふーん、そっか・・」といった様子。

聞くと、最近見た日本のドラマの中に「なつみ」という女の子が出てきて「なっちゃん」と呼ばれていたそう。それで、私も「な」つながりで「なっちゃん」と呼んでもいいかと思った、とのこと。

なんか思いの外、しゅんとしていたので、もうこの際しばらく「なっちゃん」と呼ばれてみるか、とも思ったけれど、なんか呼ばれなれてなくて心地よくないので、

「なつこ」とか「なつみ」とか「なつ」の「つ」が小さくなって「なっちゃん」になるんだよ。私は「なお」だからだめ。

と一応説明すると、「そっかあ(日本語・これだけは流暢)」と腑に落ちたような落ちないような。

これは日本語の授業中にも感じたことなんですが、韓国では名前をアレンジして呼ぶということがあまりない。たいていは「ウンギョン」とか「ウナ」とかそのまま名前で呼ぶ。「ちゃん」のようなものをつけるとしたら「ア」をつけて「ウンギョンア」とアレンジするくらいだ。日本語だったら・・・例えば「あきこ」さんは「あきこちゃん」「あきちゃん」「あっこちゃん」「あっちゃん」「あーちゃん」と「ちゃん」だけでもバリエーションが多いし、呼びたかったら「あきあき」「あっきー」(←これはさすがにないか?)と、なんなりと。これで苗字の方で呼ばれることもあるから、バリエーションはかなり広がる。

日本の小学校や中学校だったら、自己紹介のときに「○○と呼ばれています。○○と呼んでください」とか言うこともあるけど、これを韓国で日本語の授業に持ち込もうとすると、どうも・・・(もちろんニックネームをつけよう!とか違う名前を考えよう!とかはありです)。

聞いてみると、韓国では、「名前は親からもらった大事なものでそれをいじるのはちょっと・・・」という考えがあるみたいです。名前のアレンジは「汚す」につながってしまう・・・のかな?

自分の小・中・高を振り返ってみても、名前の呼び方がいろいろあったり、かわいい呼ばれ方があるといいなあ~なんて思ったものですが。名前の呼び方とその人のキャラが近づいてきたり・・・・。日本では名前の呼び方、アレンジは「親しみ」だし、呼び方は、極端に言えば、「その人をどう捉えているか」を表明すること、もっと極端に言っちゃえば、相手との関係性を築くこと、につながると思うんですけどね・・・。呼び方の捉え方の違い、興味深いです・・。

ともあれ、「なっちゃん」は却下。次にどんなアイデアが出てくるか・・・楽しみでも、ちょっと怖くもあります・・(日本語の名前の呼び方のルールの習得過程・・ちょっと知りたい^^・・・)

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October 19, 2005

「よかった」の混乱

一日何回言っているかわからないほどよくうつあいづちの一つに「よかった」というものがある。

①A:台風が東の方に逸れたらしいよ。

B:あ、ほんと。よかった

とか、

②A:なんとか試験に受かったよ。

B:あ、よかったね~。

とか。その他多数。

言っている本人も聞いた相手も気持ちがよくなる言葉なので、私もよく使っている(と思う)。時には「よかったよかった」と言ってみると、自分も相手もかなり気分がいい^^。

韓国語習い初めの頃、せっかくいいあいづちなので、韓国語でも言ってみようと思い、「いい/チョッタ」の過去形「よかった/チョッアッタ」をとりあえず言ってみた。すると通じない。

よくよく聞いていると、いくつかのバージョンがあるよう。日本語では「いや~よかった!」の一言で終わるものも状況によって言い方が違うのだ。

まず、「タヘンイダ(直訳すると「多幸だ」)」

これは、危ないと予想されていたことが免れて、大きな問題にならなくて「よかった」の時。(①のような状況)

それから「チャル トェッタ(直訳すると「うまくいった」」

これは、何か成功した、よい結果になっって「よかった」の時(②のような状況)

だから、韓国語で「よかったね!」とあいづちをうとうとするとき、ふっと立ち止まってしまう。「え--っと、何か問題が避けられたんだっけ?単純によい結果になったんだっけ?」もっと上級者になれば、そんなことは考えずあいづちが打てるんだろうけど、私はこれを言おうとするたびに、頭の中をくるくるっと何かが駆け巡る。

ちなみに、韓国語ではこの場合、あいづちそのものを打たなくっていい、とも言えるかも。韓国人同士が話しているのを聞いていると、一人が一方的に話しているような印象を受けることがある。日本語はあいづち率がかなり高く、あいづちを打っていることが相手の話を聞いているサインになるけれど、韓国語は相手の目をじっと見、時々こくりとうなづく、ということがサインのよう。なんだか力強いサインだ・・。

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April 19, 2005

冗談の語学力

ある韓国人の友人(わりとまめに返事をする人)から一週間ぶりにメールの返事が来たので

「(返事が遅かったから)前に私が送ったメールに怒っちゃったのかと思っちゃったよ~^^」

…と冗談を込めて(込めたつもりで)書いたところ、数分もしないうちにメールを開いて、あわてたような速攻の返信。

「そんな、まさか。そのような心配はしないでください。―以下理由列挙」

う~ん・・・私の語学力では

「私のメールで怒らせてしまったのではないかと大変心配しております。早急なご返信を」

ぐらいのニュアンスで伝わってしまったのかも。^^マークでフォローしたつもりが、それをしのぐかた~いニュアンスだったのですね…。

仕事の中のやりとりで覚えた韓国語なので、私には気軽なやり取りのほうがすごく難しいのです。まだまだ語学力が冗談のレベルに達していないのに出すぎたまねを致しました・・・。

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April 06, 2005

多国籍な日

今日は「植木日」で祝日でした。春らしい暖かい一日です。
以前、韓国語のクラスで出会ったEliseのお宅を訪問。彼女は在米韓国人で韓国語もかなりよく話せます。今は日本語と格闘中で、私と週一回英語・韓国語・日本語のexchangeをしています。ひらがなから勉強し始めた、Eliseが嬉嬉とするのは、彼女のおばあちゃんが使っている(韓国に残っている)日本語をひらがなで書けたとき。「つめきり!」「ようじ!」「おでん!」「たくあん!」と元気にひらがな勉強中。(それはそれでいろいろ複雑な思いがあるのだと思いますが)

今日はElise(在米韓国人)&彼女のボーイフレンド(アメリカ人)、私、Eliseの同僚(韓国人)が集合。それに、同じく以前韓国語のクラスが同じだったbirke(ドイツ人)&ご主人(スウェーデン人)が加わり、みんなが思いのたけを母国語で叫んだら、どうなるんだ?という状況が出来上がりました。

韓国語のクラスで出会った女性陣3人は韓国語で話すのが普通なのですが、パートナーを含めての会合は、最大公約数の英語で。私以外のみんなは英語がとても流暢。一気に私の性格が変わる瞬間です・・・。かなりおとなしい人として認識されているでしょう・・・。

ところで、興味深いのがbirke(ドイツ人)&ご主人(スウェーデン人)。彼女たちの会話はドイツ語でも、スウェーデン語でもありません。(ちなみにドイツ語、スウェーデン語は文法も語彙も酷似で、意思疎通は可能だそうですが)。二人の会話は「エスペラント語」。生まれて初めてエスペラント語を聞きました。二人の出会いはエスペラント語学会だそうな。「響きがフランス語に似ている」と言ったら「実はポーランド語に似ているんだ」と言われてしまった。ごめんなさい、知ったかぶりしました。フランス語もポーランド語もよく聞いたことありません。。。

「誰の母国語でもない言葉を話したい。その時、初めて互いに対等なんじゃないか」とbirkeが言っていたことがあります。確かに、何語で話すかということと力関係って大きな関わりがあると思います。(言語政策関係に少し興味があるのも、韓国語や英語で力負けした経験が大きく影響してるような気が)今日は完全に劣勢だった身としてはますます身に染みる言葉です。

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